2018年2月22日木曜日

言葉は返ってこないけれど・・・

心理カウンセラー メンタルサポートneoの 丸林なおみです。

久しぶりの投稿です。
年が明けて、新しいことをいろいろやってまして、
毎日が、目まぐるしく過ぎていきます。

少しづつ私のペースをつかみ始めたところ、
で、いよいよ息子の受験です。
どんな結果になろうとも、私は息子の一番の応援隊であろうと思います。

・・・で、今日は私の友人の誕生日。
彼女が動けなくなって、何回目の誕生日だろうか。
仕事が終わって病院についたのは、夜の8時半。
面会時間は8時まで。
とにかくお花だけでも届けたいと、ナースステーションへ。
「今日は、彼女の誕生日なんです。お花届けていいでしょうか」
そうすると、看護師さんは、「どうぞ行ってあげてください」と、言ってくれた。

病室の彼女は、いつものように退屈そうに寝ていた。
「○○○お誕生日おめでとう! しばらく来なくてごめんね。」
彼女は静かに目を開け、やっと来たね~ と言わんばかりに、大きなあくびをした。
私が来た事、わかったんだ!
「ごめん、ごめん」と私。
そうしていると、先ほどの看護師さんともう一人の看護師さんが
カメラを持って病室に入って来られた。
「誕生日だから、一緒に写真撮りましょう!」と。
「ベッドの横に飾っておきますよ!」
べっドを起こしてもらい、私は彼女と二人の写真を撮った。

動くことも、話すこともできない友人。
けれども、きっと声は聞こえているはず。目は見えているはず。
私は、いろんなことを話しながら、彼女の様子を見る。
目が動いたり、口が動いたり・・・
きっと私に何かを伝えているのだと思う。

彼女に会いに行くたびに、奇跡が起こることを祈りながら、
「ずっと待ってるからね!」と言って、病室を後にする。